OneNoteの使い方をマスターするなら手書き機能を使うべし
今回はOneNoteの使い方の中で便利度が上がってきている”手書き”機能について紹介します。
OneNoteを使っている人もそうでない人も手書きの便利さにびっくりするかも!?
- 手書き機能についてよく知らない
- 手書き機能にはなにかメリットがあるの?
- 手書き機能を使ってどんな事ができるのか気になる
こんな風に思っている人にぜひ読んで欲しい内容です。
ぼく、字が汚いから手書き機能はちょっと・・・
そんな人にも耳寄りの情報があるらしいよ!
今日の目次です。
OneNoteの手書き機能とは?
OneNoteの使い方の一例として、手書き機能というものがありますが、知っていましたか?
といいますのも、スマホでもタブレットでもパソコンでも簡単に手書きで書き込みができるんです。
例えば以下の図は、左側がスマートフォンでよくある市販のタッチペンを使って書いたもの、右側はパソコンにペンタブを接続して文字を手書きで書いた例です。
読んでいるあなたにも手書きの便利さを伝えるために調べたこと、実際に使ってみた感想などいろんな観点から紹介していきますね。
どんなときに手書きが便利なの?
個人的にこの機能を使うとしたら一番気になるのが、便利さですよね。
実際に使ってみましたが、ノートみたいに自由に色んな場所に書き込みをしたい!というときに超絶便利なんです。
例えば、
- 作った資料にコメントしてもらいたい時
- ネット上の図や絵に、手書きのメモを入れたい時
- アイデアを出すときに簡単に図案をノートのように書き込みたい時
- 勉強するときに図解でわかりやすくしたい時
このようなときに全てOneNoteの手書き機能で解決が可能です。
手書きが使える端末は?使い勝手も検証してみた
私も気になったので、自分の持っている端末で実際に書き味を試してみました!
実際に使ってみたものはこちらです。(マウスは含めていません)
(①・③・④・⑤ではすべての端末でOneNoteを同期しています)
①パソコン | ②ペンタブ | ③スマホ(iOS) | ④スマホ(Android) | ⑤タブレット(Android) | ⑥タッチペン |
---|---|---|---|---|---|
CF-SX3 | CTH-470 | iphone8 | galaxy a7 | nexus 9 | 100円ショップで購入 |
比較しやすいように全ての端末で同じ文章と図を書くことにします。
↓お題はこれです↓
それぞれの端末でこれと同じものを書いてみます。
組み合わせとしては、以下の7つで評価してみます。
- パソコン+ペンタブ
- パソコン+マウス
- スマホ(iOS)+手
- スマホ(Android)+手
- スマホ(Android)+タッチペン
- タブレット(Android)+手
- タブレット(Android)+タッチペン
パソコン+ペンタブ
評価:4.5
ペンタブを持っている人ならこの組み合わせ一択ですね。
書きやすさ、使いやすさともに抜群です。
お題の図を書くとこんな感じになりました。
慣れないうちは、字にカクつきが出たりしますが、
塗りつぶしや囲むのは簡単にできました。
文字については、慣れてくればきれいに書けるようになります。
パソコン+マウス
評価:2.0
ペンタブを持っていない・・・という人ならマウスで挑戦する人もいるでしょうか。
実際に書いてみたら、幼稚園生みたいな字になってしまいました😂
書けないこともないですが、複雑な漢字は難しいかもしれません・・・
こちらも慣れればもう少し上手にかけるかもしれませんが、私には厳しかったです😂
スマホ(iOS)+手
評価:2.5
こちらはそこそこ低評価になってしまいました。
PC版ではペンの色や太さを変えることができますが、現時点でiphoneでは変えることができません。
ペンの色は赤になっているようです。
(蛍光ペンは黄色なので、赤と黄色の2色のみ利用できる)
私はiphone8で実際に利用したのですが、画面が少し小さいので書きにくい印象でした。
指だと細かい文字は流石に書きにくいですね・・・
スマホ(Android)+手
評価:3.0
AndroidのOneNoteの場合はペンの色や太さを変更することができます。
ですが、やはり画面が小さいのもあり、イマイチ使いにくいですね。
(ちなみに私の使用している機種はgalaxy a7です)
手で直接かけるのは魅力的ですが、線を引く以上のことをしようとするとちょっと大変です。
スマホ(Android)+タッチペン
評価:3.5
ひとつ上の条件と違うところは、手ではなく百均とかでよく売っているタッチペンで文字や図を書き込んだ点です。
コチラのほうが手よりは書きやすかったわけですが、タッチペンに慣れていない人は少し練習したほうがいいかもしれませんね。
吹き出しなんかは安定して書くことができました😍
タブレット(Android)+手
評価:4.0
画面が大きくなった分、格段に使いやすくなりました!
タブレットを持っている方ならタブレットを推奨します。
手で書いてもそれなりにきれいに書くことができましたが、指が邪魔で書いている線がよく見えないのが難点です😂
タブレット(Android)+タッチペン
評価:5.0
最後にタブレットとタッチペンの組み合わせです。
こちらは先程スマホでも利用したタッチペンをタブレットでも使います。
正直な事を言いますと、初心者にはこの組み合わせが一番良いです。
タッチペンで書いている場所も見やすいので、字も比較的きれいに書くことができます。
タブレットなので画面も見やすく、描画ツールの使い方も簡単です。
総合結果
総合的にすべての結果を見比べるとこのようになりました。
順位 | 組み合わせ | おすすめの人 |
---|---|---|
1位 | タブレット+タッチペン | 一番初心者向け、タブレット持ちのあなたにピッタリ |
2位 | パソコン+ペンタブ | 中級者向け、絵を描いたりする人ならこれがおすすめ |
3位 | タブレット+手 | 初心者で手軽に分かりやすく使いたい人むけ |
4位 | スマホ(Android)+ タッチペン | スマホしか持っていないが、きれいに書きたい人むけ |
5位 | スマホ(Android)+手 | スマホのみで使いたい人向け |
6位 | スマホ(iOS)+手 | iphoneしか持ってないけど使いたい人向け |
7位 | パソコン+マウス | パソコンで使いたいがマウスしかない人向け |
ここから言えることは、
ということですね。
手書き機能を使うメリット・デメリット
せっかくなので使っている人がどう思っているかを参考にしたいですよね。
ということでSNSで調査してみました。
メリットとデメリットをピックアップしていきます。
手書き機能のメリット
iPad Pro届いたので色々と設定。手書きメモ用アプリはとりあえずOneNoteにした。描画領域がとても広いのと書いたモノを領域指定して移動できるのが最強。図を書いてるときに上下左右に自由に書き広げられて端がないという魔法の紙を手に入れた気分。
— ykumano (@ykumano) June 25, 2017
例えばほかのOffice系のソフトなら用紙サイズが決まっていたりして、はみ出したりしちゃいますよね。
OneNoteは画面上のどこでも自由に書くことができます。
もちろん、印刷するとき用に用紙サイズを決めることもできますよ!
【📒OneNote で手書き文字をテキストに変換📒】
— Surface Japan (@SurfaceJP) May 9, 2019
「手書き文字に自信がない💦」そんな時はテキスト変換がオススメ✨
変換したい部分を範囲選択して、「描画」タブの「インクをテキストに変換」を選ぶと手書き文字を自動変換してくれます😍 #Surface勉強会 pic.twitter.com/pSaGXWPS69
OneNoteでは、手書きの文字をテキストに変換することができます。
こちらの機能、後から手書きをきれいにテキスト化したいときや議事録をテキスト化したいときに活用できますね!
OneNoteの手書き数式変換,ちゃんと入力できるかな?くらいの気持ちで使ってみたら想像以上の高機能で,方程式を解いたり,グラフ化したり,微分や積分ができるうえ,解き方の説明までしてくれるんだが,どう考えてもノートアプリの範疇を完全に逸脱してるし,どこを目指しているんだこれ pic.twitter.com/WDwftcO27p
— 椚座 くにゅくにゅ 💉×5 淳介 (@kunukunu) November 21, 2019
また、有料プランのOneNoteなら手書きの数式変換まで備わっています。
勉強にぴったりですね!
私の資料・史料整理は、OneNoteを活用してます。写真はスマホの画面です。手書き部分は、iPadで入力したメモです。イメージとしてはホワイトボードに資料を貼り付けているイメージです。 pic.twitter.com/1f5rCxFE6c
— ターリヒ (@you5he5she) March 2, 2020
散らばり勝ちないろんな媒体の資料をすっきりまとめて、手書きでメモをするという活用方法です。
うまく利用すればデータが散乱してどこにあるかわからない!も防げますね。
ペンタブ使えばpdfに手書きで書き込めるしOneNoteで授業ノート取ってるから紙全然使わなくて済むしいちいち何もかも印刷しなくていいからめちゃくちゃ楽
— Yo (@Yoyoyooh2) June 4, 2020
授業や仕事でのノートとりにもばっちりです。
データでもらった資料や、印刷したものが配られても写真にしたりスキャンしたりすればOneNoteでそのままノートも作れちゃいます。
手書き機能のデメリット
OneNoteの手書き→テキスト変換精度もう少し上がって欲しい…………
— まきな (@jour_lune) May 31, 2020
こちらは、手書きしても正しくテキスト変換されない・・・という悩みのツイートですね。
私も試してみましたが、あまりに汚い字だったり、斜め方向に書いてしまったりすると上手にテキスト変換されないようです。
テキスト変換は横書きのみに対応しているので、もう少し進化してほしい機能ですね。
勉強ノートのプラットホームをONENOTEに変えてみているんですが、用紙が拡張されていくので、大きさやレイアウトを気にせずガシガシ書くことが出来て便利
— ヤカタ (@yakata66) January 31, 2019
あのノートにどう収めるのか見たいなことに結構気を配っていたみたい
デメリットは検索性が低いこと(手書きなので)
OneNoteのメリットの一つである検索機能ですが、手書きが正しく認識されないと検索にひっかかってくれません。
字が汚いと検索機能は有効活用できなさそうです・・・(検索したかったらきれいに書きましょう!笑
まとめ
OneNoteの手書き機能について少しは理解が深まったでしょうか?
今日覚えていってほしいことは、この3点です。
- OneNoteの手書き機能は使いこなせればとても便利
- 手書き機能を使うならタブレットまたはペンタブを利用しよう
- きれいに手書きすればテキスト変換することも可能
デメリットも含めて、OneNoteの手書き機能は使う価値あり!です。
ぜひ試してみてください。