Onenoteとは?便利すぎる機能やできることを紹介します
この記事では、完全無料のデジタルノートとして私が愛用しているOneNoteについて紹介します。
デジタル時代において、情報の整理と共有が欠かせないよね!
いつでもどこからでもアクセスできるOneNoteはきっとあなたの助けになりますよ。
- ノートにメモしたはずなのに、どこにメモしたか探せない
- デジタルメモの活用方法がわからない
- OneNoteというツールについて知らない
という人でも、どんな風に日常のシーンで活躍するかを実例とともに余すことなく紹介していきます。
あなたも今日からぜひOneNoteを使ってみてくださいね。
仕事だけじゃなくてプライベートでも活躍しそうだね!
Onenote(ワンノート)はどんなソフト?
OneNoteとは、Microsoft社が提供している完全無料のデジタルノートです。
デジタルノートなら手帳と比べてたくさんのデータを一元管理できて、かさばらないよね
本当は教えたくないのですが、私は会社でもプライベートでもOneNoteを愛用していますよ。
それは、
という特徴があるからです。
この記事でも解説しますが、興味を持った方はこちらの本も参考になります!
いつでもどこからでもOneNoteにアクセスできる
デジタルノートなら当たり前かもしれませんが、OneNoteはPCからでも、スマホからでもタブレットからでもアクセスが可能です。
オフラインでも作業をすることができますが、インターネットにつながると、ノートの状態が更新され、他の端末でも内容が同期されますよ。
外出先でも、買い物メモとして使ったりすることができて便利だよ
自由な位置にメモできる
手帳であれば、好きなように線を引いたり、好きな場所から書き始めたりできますよね。
OneNoteも負けず劣らず、非常に自由度が高いんだね
好きな場所に文字を入力するのはもちろんですが、手書きの描画もできるので、ペンタブやスマホでの手書きなども可能です。
画像の貼り付けや、録音したボイスなども一元管理できちゃいますよ。
情報を整理して簡単に管理できる
ノートや手帳に直接メモを書いた場合、後から見つからない!となることがありますよね。
大事なところに付けた付箋が、いつの間にかたまっているよね
OneNoteは、情報の検索性が非常に優れているので、どこに書いたか忘れてしまっても心配いりません。
また、一つの中にセクション、ページ、サブページといった階層構造になっているので整理もしやすいですよ。
どこに書いたか忘れてしまっても、簡単に検索して探すことができちゃいますよ。
他のMicrosoftソフトとの違いは、その自由度の高さ
Microsoft Officeには他にもワード(Word)やエクセル(Excel)、パワポ(PowerPoint)といったソフトがありますが、その違いは何なのか?
それは、自由度の高さです。
ワードは文書作成に特化していたり、エクセルは表計算に特化していたり、パワポはプレゼンなどの資料作成に特化していたりします。
OneNoteは決まった書式の文書や資料を作るのに特化はしていないんだよ
ですが、さまざまなソフトで作ったファイルを簡単に一元管理できます。
例えば、パワポなどで作ったファイルをそのまま印刷イメージとして挿入したり、Excelのスプレッドシートを挿入したり、自由度がとっても高いのです。
Wordみたいに決まった書式にとらわれず、どこから書いてもいいですし、本物のメモのように好きに使うことができますよ。
今すぐ使ってみたい人はこちらからダウンロードしてくださいね!
OneNoteを使うメリット、デメリットは?
とても便利なOneNoteですが、メリットとデメリット両方を理解したうえで利用してもらいたいので、詳しく見ていきましょう。
実際に愛用している私の意見だけでなく、ネット上での評判を含めてまとめました。
デメリットも許容できると思ったら、ぜひ使ってみてくださいね!
メリットは5つ
メリットとしては下記の点が挙げられますよ!どれもかゆいところに手が届く機能ばかりなので、使っているうちに手放せなくなります(笑)
その1:自動で保存してくれる
エクセルやパワーポイント、ワードなら通常自分で上書き保存をしないといけませんが、OneNoteは勝手に自動保存をしてくれます。
保存し忘れた!ということは起こらないよ!
その2: ノートの領域が無制限で、好きな場所に好きなようにメモできる
紙のノートでもそうですが、だいたいは書いたり図を置いたりできる領域には制限がありますよね。
OneNoteは枠の概念がないため、記入した文字を好きな場所に移動することもでき、どこにでも文字を自由に配置することができます。
その3:手書きとパソコンでのテキスト・画像・動画など、複数のファイル形式をまとめて使える
パソコンやスマートフォンで文字を入力できるのは電子ノートなら当たり前ですが、手書きでも入力が可能です。
画像や動画も挿入できて、その他のファイル形式もメモとして保存ができちゃうよ!
画像の中の文字も標準搭載のOCR機能(文字認識)で読み取ることができるので、ファイルの管理にも役立ちます。
その4:同時に複数人で編集ができ、共有がしやすい
自分だけが複数端末で見ることができるのも十分かもしれないですが、わたしは家族と共有したい情報をOneNoteで共有しています。
実は、複数人で同時に編集が可能で、定期的に同期がされています。
体感的にはだいたい1分に1回位同期しているイメージだ
これにより、家族と情報を簡単に共有できて便利です。
その5:他のOffice製品のアプリとも相性がよい
(パワポ(Powerpoint)等だけでなく、アウトルック(Outlook)とも連携可能)
作っている会社が同じだからというのはありますが、パワポ(PowerPoint)やエクセル(Excel)、アウトルック(Outlook)などとも連携が可能です。
パワポやワードのコンテンツは印刷イメージを挿入することができ、中身のプレビュー画像を貼ることができます。
エクセルは直接スプレッドシートを添付できるので、OneNoteに貼ってあるエクセルを編集して同期させることも可能ですよ。
デメリットは4つ
使っていく中でデメリットに感じる部分もありますが、多くは使い慣れてしまえば特にストレスは感じていません。
その1:ファイルが重たくなる
一定の容量以上のファイルは、OneDriveにアップロードするか選択できますが、軽いファイルはそのままOneNoteにコピーされ、添付された状態になります。
こうなると、その分だけOneNoteのファイルの容量が増えてしまうのです。
膨大なデータを管理する場合はOneDriveを活用したリンクの管理をした方が良さそうだね
その2:他のOfficeツールと比べて簡易的な図形しか書けない
こちらに関しては、メインの機能がメモをすることであるため、パワポやワードのように多くの図形はなく、シンプルな図形のみ使用できます。
変形などの操作性もできることに制限があるんだね
ですが、代わりに手書きの図形を自動的に補正する機能があり、メモには便利なツールがあるので、特に問題はないですね。
その3:手書き入力が難しい
こちらは、マウス等で書く場合ですが・・・普段パソコンで手書き入力をしないのできれいにメモを書くのは難しいです。
もちろん、ペンタブなどを持っているユーザーにとっては造作もないことでしょう。
慣れればマウスでもそれなりには書けるようになるよ
手書きについて詳しく検証した記事についてはこちらをどうぞ!
その4:ノートの共有に慣れが必要
ノートを自分で使うだけでなく、家族や友人、仕事仲間などとノートを共有することができます。
ですが、この共有の設定が少し難しく、別のデバイスからアクセスしたい場合は少し癖があります。
共有する際には相手にリンクを共有すると、Microsoftアカウントでログインしないといけない場合があります。
OneNoteは何ができる?絶対使いたい機能6つ
家でも会社でもOneNoteを愛用していますが、おすすめしたい機能は6つです。
順番に解説していますので、興味を持ったら見てみてくださいね。
- ノートの作成と編集・整理
- ノートシールを活用した検索機能
- 他人と共有して一緒に作業
- 手書き入力と画像認識
- 様々なファイルをまとめて管理
- テンプレートで効率化
ノートの作成と編集・整理
一番基本的な機能は、電子ノートならではのノート作成と簡単な編集・整理です。
フォルダーに保存するようにノートには階層構造を作ることができます。
ファイルのようにセクションを作ることができ、ノートをまとめることができます。
電子ノートだからいつでもページの場所を入れ替えることができるんだね!
ノートシールを活用した検索機能
普通のノートでいう、付箋をはりつけたり、マーカーをひいたりするイメージで使えるのが、ノートシールです。
自分が付箋をつけておきたい!というところにノートシールというアイコンをつけると、検索するときにそのノートシールをつけたページだけを見つけることができます。
付箋の色や種類を変えるイメージでノートシールのアイコンもカスタマイズ可能なので、情報を整理できますよ!
“タスク管理みたいなチェックボックスをつけることもできるんだね!”
他人と共有して一緒に作業
OneNoteは自分のハードディスクなどに保存することも可能ですが、クラウドストレージと連携させるのが一番便利です。
OneDriveなどのストレージに保存することで、自分がスマホやタブレットから外出先で閲覧・編集もできます。
そして、他人と共有するときにもリンクを教えるだけで簡単に一緒に作業ができるようになりますよ!
同時に編集ができて、誰が編集したかもわかる設定があるよ
使いこなせればめちゃくちゃ便利ですよ!
手書き入力と画像認識
文字入力には手書き入力も対応しており、ペンタブやマウスなどで自由描画可能です。
これにより、手書きの図を入れるのも簡単ですね!
画像もパワポなどと同じように簡単に挿入できますが、OneNoteでは画像の中にある文字もOCR機能で認識することが可能です。
写真でとったメモなどの文字起こしも快適だね
様々なファイルをまとめて管理
いろんなファイルに情報が散らばってしまうと、管理するのが大変ですよね。
Onenoteなら様々な種類のファイルをまとめて管理することができ、検索もしやすいのでデータが迷子にならなくてすみますよ。
例えば・・・
- ネットで調べてもう一度参照したいページを丸ごと保存
- パワポで作ったファイルを印刷イメージで保存
- 画面のスクショを保存して、メモに使う
なので、私はリンク集をつくったりしてデータを管理していますよ!
テンプレートで効率化
OneNoteをあまり使い慣れていないという人は、まずテンプレートを使って体験してみましょう!
テンプレートであれば初めから決まったものを保存する想定で作ってあるので、それを自分好みにカスタマイズするのもよいですね。
私のおすすめのテンプレートとその使い方についてはこちらの記事でも紹介しているのでよろしければどうぞ
OneNoteを使う時に注意したいこと
実はWindowsのパソコンを使っている場合、OneNoteには(2024年4月現在)2つバージョンが存在します。
それは、Microsoft 365を契約している場合に同梱されているデスクトップアプリケーション版(旧OneNote2016)のOneNoteと、Windows10などで初めからインストールされているOneNote for Windows 10です。
この2つのバージョンの大きな違いはその操作性と拡張性です。
OneNoteデスクトップアプリには、OneDriveなどのクラウドストレージだけでなく、ノートのデータをローカルに保存することが可能です。
アプリのリボンやメニューなどの画面や操作性に違いがあるね
OneNoteはパワポやワードなどの他のデスクトップアプリに似たメニューがあるのに対し、Windows10バージョンはスマホのアプリに近い見た目や操作性になっています。
どちらを使うかはお好みではありますが、現時点OneNote for Windows 10に関しては2025年10月にサポート終了予定なので、個人的にはOneNoteのデスクトップアプリを使用することをお勧めします。
また、互換性はあるので、公式サイトからダウンロードすることですぐにWindows10バージョンから、デスクトップアプリのOneNoteに切り替えることが可能です。
まとめ
今回はOneNoteがどんな電子ノートを作れるソフトウェアなのか紹介しました。
ノートを電子化するだけでなく、複数のファイルを整理する簡易的なデータベースとしても使用できます。
家だけでなく職場や外出先でもアクセスできる便利なOneNote生活にぜひチャレンジしてみてくださいね!
詳しくはこちらの本ものぞいてみてくださいね。